栽培用語
天敵線虫
害虫へ寄生して防除に利用される線虫を指し、ネキリムシ対策にも用いられます。
Definition
天敵線虫は、害虫に寄生する性質を利用して生物的防除に用いる微小な線虫です。ネキリムシ向けの天敵製剤では、線虫が自ら移動して幼虫に寄生し、体内で細菌を放出する仕組みが利用されています。
利用時の要点
- 対象害虫:製品ごとに適用害虫と適用作物を確認します。
- 散布方法:水に混ぜて散布するタイプがあります。
- 位置:土中や地際で活動する害虫を対象にするため、対象がいる場所へ届くように扱います。
- 組み合わせ:捕殺、除草、耕起、防虫ネットと併用し、単一手段に依存しない管理にします。
活用シーン
ネキリムシの発生が繰り返される畑で、化学農薬だけに頼らず総合的な害虫管理を組み立てたい場合が主な活用場面です。一方、少数発生なら株元を掘る捕殺のほうが直接的なこともあります。製剤を使う前に、最新の農薬ラベルで作物、害虫、使用方法を確認する必要があります。