栽培用語

ペットボトル水耕栽培

空のペットボトルを養液槽と苗の支持部に組み替え、土を使わずに葉物やハーブを育てる小型水耕栽培法です。

定義

ペットボトル水耕栽培は、洗った飲料用ペットボトルを切り分け、下部を培養液のタンク、飲み口側を苗と培地の支持部として使う小型の水耕栽培法です。土を室内へ持ち込まず、葉物野菜やハーブの発芽から収穫までを観察できます。

主な構成要素

  • 養液槽:ボトル下部に水耕栽培用肥料を希釈した培養液をためます。
  • 苗の支持部:逆さにした飲み口側へスポンジや苗を固定します。
  • 給水部:フェルトなどの吸水材で培養液を培地へ運びます。
  • 空気層:根の一部を水面より上に出し、呼吸に必要な空気へ触れさせます。
  • 遮光部:アルミシートなどで養液槽への光を遮り、藻の発生を抑えます。

向いている使い方

小さな葉物やハーブを一株ずつ育てる用途、子どもと根の伸びを観察する用途、専用キットを買う前に水耕栽培の管理を試す用途に向きます。一方、大きく育つ果菜類や長期栽培では、養液量、株の支持、酸素供給が不足しやすいため、より大きな容器やエアポンプ式を検討します。

管理の要点

培養液の濃度は肥料の表示に従い、根をすべて沈めない水位を保ちます。透明な容器は便利ですが、養液へ光が入ると藻が生じやすいため、根の観察時だけカバーを外します。容器の切り口はテープで覆い、交換作業中のけがも防ぎます。

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