栽培用語
きゅうりの摘心・整枝
きゅうりの親づる・子づる・孫づるを整理し、採光と株の負担を調整する仕立て作業。
Definition
きゅうりの摘心・整枝とは、親づるの生長点を止め、株元のわき芽や雌花、伸び過ぎた子づる・孫づる、古い葉を選んで取り除く仕立て作業です。つるをすべて短くするのではなく、株の高さと混み具合を見ながら、実を付ける枝と新しい葉を残します。
作業の構成
- 株元の整理:下位節のわき芽と雌花を早めに除き、親づると根の生育を優先します。
- 子づるの摘心:雌花と葉を残し、その先の生長点を止めて枝の混雑を抑えます。
- 孫づるの管理:下段は短く整理し、上段は混み合うまで一部を伸ばします。
- 親づるの摘心:ネット上端など、管理できる高さで生長点を止めます。
- 摘葉と誘引:黄化葉や重なった葉を整理し、親づるをネットへ沿わせます。
判断の目安
作業位置は暦日よりも節数、高さ、草勢で判断します。家庭菜園では株元から3〜6節付近を整理し、その上の子づるを1〜2節で止める方法が基本です。ただし、品種、鉢植えか露地か、支柱の高さによって適切な位置は変わります。葉を一度に減らし過ぎず、作業後も生長点と健全な葉を残すことが重要です。
よくある取り違え
摘心は先端の生長点を止める作業、摘葉は古い葉や重なった葉を外す作業、摘果は果実を若採りして負担を軽くする作業です。目的が異なるため、同じ日に大量に行うと株の負担が大きくなります。