栽培用語

挿し床用土

挿し穂を固定し、発根までの水分と空気を両立させるために使う清潔で通気性のある用土。

Definition

挿し床用土とは、切り取った挿し穂を固定し、根が出るまでの水分と空気を保つための用土です。通常の栽培用培養土よりも、清潔さ、通気性、保水性、排水性を重視します。切り口が動かず、乾かず、同時に水が停滞しない状態を作ります。

選ぶ基準

  • 清潔で新しい:使い回した土による腐敗や病害のリスクを避けます。
  • 通気性がある:切り口の周囲へ空気が入り、過湿を防げる粒状の用土を使います。
  • 保水性がある:発根前の挿し穂が急に乾かない程度の水分を保持します。
  • 排水性がある:鉢底から余分な水が抜け、根腐れを招く停滞水を残しません。

使い方

用土は挿す前に均一に湿らせます。挿し穂を直接押し込むと切り口を傷めるため、割りばしなどで穴を開けてから差し込み、周囲の土を軽く押さえて固定します。発根待ちの間は明るい日陰で乾燥を防ぎますが、受け皿に長く水をため続ける管理は避けます。発根後は、根の生長を支える栄養を含む培養土へ段階的に植え替えます。

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