栽培用語
大根の土寄せ
間引き後などに大根の株元へ土を寄せ、苗の傾きと根元の露出を整える管理作業。
定義
大根の土寄せとは、間引き後や苗が傾いた時に、株元へ周囲の土を寄せて姿勢を安定させる管理作業です。発芽直後の茎は細く、間引きで周囲の土が動くため、残した株の根元を軽く支えるように土を戻します。
実施する場面
- 一回目の間引き後:抜いた株の跡を埋め、残した苗の株元を支えます。
- 本葉期の間引き後:株元のぐらつきと傾きを確認し、土を寄せ直します。
- 根の肩が露出した時:品種の性質を確認しつつ、必要以上に深く埋めないよう調整します。
袋栽培での注意点
袋の表面積は畑の畝より狭いため、土寄せに使える土が不足しやすくなります。初めから袋の縁いっぱいまで土を入れず、追加できる培養土を少量残しておくと作業しやすくなります。株元へ一度に大量の土をかぶせるのではなく、葉の付け根を埋めない高さで整えます。
作業記録には、間引きと土寄せを同日に行ったか、追加した土の量、作業後の株の傾きを残します。次回の観察で株が再び傾く場合は、風だけでなく袋の安定性や用土の沈みも確認します。