栽培用語

深耕

作物の根が伸びる範囲まで土を深く耕し、硬い層と大きな土塊を崩す土壌作業。

定義

深耕とは、表面だけでなく作物の根が伸びる深さまで土を掘り起こし、硬い層や大きな土塊を崩す作業です。大根では直根の進路を均一にするために用いられ、家庭菜園向け資料では少なくとも30cm程度、長い根を育てる条件では50cm以上の耕土が示されています。

主な手順

  • 掘り起こす:スコップを垂直に入れ、下層の硬さを確かめながら反転させます。
  • 砕く:握りこぶし大の土塊をレーキや鍬で小さくします。
  • 拾う:石、太い根、木片、未分解の有機物を根域から取り除きます。
  • 均す:肥料や堆肥が一か所に集まらないよう全体を混ぜ、畝面を平らにします。

大根での使いどころ

深さだけを稼いでも、土塊や未熟堆肥の塊が残れば根先は傷みます。大根向けの深耕は、掘る、砕く、除く、混ぜるを一組として扱う必要があります。作業後にスコップを複数箇所へ差し込み、同じ深さまで抵抗が急に変わらないかを確かめると、硬い層の掘り残しを見つけやすくなります。

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