栽培用語

溶存酸素

水や養液の中に溶けている酸素で、水耕栽培では根の状態を考える際の確認項目です。

Definition

溶存酸素とは、水や養液の中に溶けている酸素です。水耕栽培では根が置かれる環境を考えるための要素であり、根の褐変やしおれを見つけたときは、病害だけでなく養液温度や衛生状態と合わせて確認します。

確認する場面

  • 根が褐変したとき:病原体だけに原因を決めず、養液と根の状態を一緒に見ます。
  • 株がしおれたとき:地上部の給水状態だけでなく、根が置かれた環境を確認します。
  • 高温時:養液温度の変化と、同じ系統にある株の兆候を記録します。
  • 清掃後:容器や配管の組み直し後に、循環や通気の状態を確認します。

病害との切り分け

酸素不足と根部病害は、根の傷みや地上部のしおれなど、似た兆候を示す場合があります。見た目だけで断定せず、異常株を隔離し、根の色、養液温度、残渣、同じ養液系統の株を確認します。複数株へ広がる場合や原因が分からない場合は専門診断を検討します。