栽培用語
枝豆の前作
枝豆を植える前に同じ畝で育てる野菜と、収穫から種まきへ畝を引き継ぐ考え方。
Definition
枝豆の前作とは、枝豆を種まきまたは定植する前に、同じ畝で栽培する野菜のことです。単に「相性が良い」とされる作物を選ぶのではなく、前作の収穫が枝豆の適期に間に合うこと、同じマメ科を続けないこと、土に窒素肥料が多く残りすぎないことまで含めて組み合わせを判断します。
選ぶときの基準
- 収穫時期:枝豆の種まき前に前作を片付けられるかを確認します。
- 作物の科:マメ科を連続させず、輪作の間隔を確保します。
- 残肥:葉や茎ばかり伸びるつるぼけを避けるため、窒素分が多い畝では追加施肥を控えます。
- 根と残さ:太い根や病気の残さを除き、枝豆の根が伸びる土を整えます。
- 水はけ:前作後に土が締まっている場合は、排水性と通気性を確認します。
畝を引き継ぐ手順
- 前作の収穫適期と枝豆の種まき適期をカレンダー上で重ねます。
- 収穫後に根、病葉、マルチなどを片付け、土の湿りと硬さを確認します。
- 同じ畝で直前にマメ科を育てていないか、栽培記録を見直します。
- 前作の施肥量を踏まえ、必要な場合だけ土壌改良と元肥を行います。
- 畝面を整え、品種に合う株間と深さで枝豆をまきます。
具体例
春に収穫するにんにくから初夏の枝豆へつなぐ組み合わせは、収穫と種まきの時期を合わせやすい例です。一方、前作名だけで可否を決めるのは適切ではありません。地域、品種、播種予定日、前作の終了時期がずれれば、同じ組み合わせでも畝が空く期間や土づくりの方法が変わります。