栽培用語

ナスの葉かき

ナスの古葉や混み合う葉を選んで除き、採光・通風と収穫後の枝更新を整える管理作業。

Definition

ナスの葉かきとは、古くなった葉、収穫を終えた果実より下の葉、枝葉が重なって株元への光や風を遮る葉を選んで取り除く管理作業です。ナスの葉は光合成を担うため、元気な葉を一律に減らす作業ではありません。収穫と側枝の切り戻しに合わせ、取る葉と残す葉を株の状態から判断します。

取る葉と残す葉

  • 取る葉:古くなった葉、傷みや病斑がある葉、収穫済みの果実より下にあり役割を終えた葉、株元を暗くするほど重なった葉です。
  • 残す葉:緑色で日当たりがよく、次の花や果実の近くで光合成を担う葉です。
  • 側枝の先に残す葉:側枝を摘心するときは、花の上に葉を1〜2枚残す方法があります。
  • 日よけになる葉:強い日差しから果実を守る上部の健全葉は、混み合っていない限り残します。

収穫と同時に進める方法

側枝に花が付いたら、その上の葉を残して先端を摘心します。果実を収穫した後は、次に伸ばすわき芽を確認して側枝を切り戻し、収穫済みの位置より下の古葉を整理します。この順序なら、次の枝を誤って切るリスクを抑えながら、採光と通風を確保できます。

取りすぎを避ける判断

葉かきの目的は葉数を減らすことではなく、株内の光と風の通り道を作ることです。一度に多くの健全葉を取ると光合成の面積が減ります。まず黄化・損傷・収穫済み位置より下の葉を優先し、それでも枝葉が重なる場合だけ、内向きの葉を追加で整理します。株元まで日光が届き、次の花の近くに健全葉が残っていれば、そこで作業を止めます。

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