栽培用語

柱頭

雌しべの先端にあり、受粉時に花粉を受け取る部分。

Definition

柱頭とは、花の雌しべの先端にあり、雄しべから出た花粉を受け取る部分です。ナスでは、柱頭に花粉が付着した後に花粉管が伸び、受精へ進むことで子房の肥大につながります。人工授粉では、柱頭を傷つけずに花粉が届くよう、花への振動や柔らかい筆を使います。

観察するポイント

  • 位置:雌しべの先端が雄しべより外へ出ているかを見ます。
  • 傷み:変色、乾燥、折れ、虫害などがないかを確認します。
  • 花粉との距離:葯から放出された花粉が届きやすい配置かを見ます。
  • 作業後の変化:柱頭そのものではなく、花の根元の子房が肥大するかを追います。

人工授粉での扱い

筆を使う場合は、硬い毛先で柱頭をこすらず、花の中心へ軽く触れる程度にします。花を揺らす場合も、花弁や花柄を落とすほど強く動かす必要はありません。作業直後に受粉成功を確定するのではなく、対象の花を記録して後日の子房の成長を確認します。

柱頭が雄しべの内側に隠れるような短い花では、花粉が届きにくくなることがあります。その状態が複数の花で続くときは、人工授粉だけでなく、株の水分や肥料、日照などの管理も見直します。

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