栽培用語

又根

直根の先端が傷つき、根が二股以上に分かれて肥大する根菜の形状障害。

定義

又根とは、大根などの直根が一本のまま伸びず、途中から二股以上に分かれて肥大する形状障害です。大根では、伸び始めた根の先端が土塊、石、肥料の塊、未熟堆肥、植物残さなどに当たって傷むことが主な発生要因として挙げられます。

主な発生要因

  • 硬い土塊:根先が避けて伸び、曲がりや分岐につながります。
  • 石や太い残さ:根の進路を物理的にふさぎます。
  • 未熟堆肥:未分解の塊が根先に触れ、正常な伸長を妨げます。
  • 肥料の偏り:元肥の塊や局所施用が根先を傷めることがあります。
  • 植え替え:大根は直まきが基本で、移植による根傷みも股割れにつながります。

予防の考え方

又根は、葉が育ってから土を直しても元に戻せません。予防は種まき前に行い、深く耕すだけでなく、土を細かく砕き、障害物を取り除き、完熟堆肥と元肥を均一に混ぜます。石の数だけに注目せず、根先が急に止まる硬い場所や塊をなくすことが重要です。

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