栽培用語
にんにくのカビ
乾燥不足、高温多湿、傷などをきっかけに、にんにくの根元・外皮・茎の切り口へ発生するカビ。
定義
にんにくのカビとは、乾燥不足、高温多湿、風通しの悪さ、外皮の傷などをきっかけに、根元・外皮・茎の切り口へ菌が繁殖した状態です。表面だけに見えても胞子や菌糸が見えない部分へ広がる可能性があるため、保存中は早期発見と分離を優先します。
発生しやすい条件
- 乾燥不足:収穫後の球へ水分が多く残ると、保存中に湿気がこもります。
- 高温多湿:温度と湿度が高い場所では、カビと腐敗が進みやすくなります。
- 通気不足:気密性の高い袋や、球を詰め込みすぎたネットでは蒸れやすくなります。
- 傷:外皮の傷や切り口から、カビや微生物が内部へ入りやすくなります。
見分けと対処
根元、皮、茎の切り口を確認し、ふわふわした付着物、軟化、変色、酸っぱいにおいや腐敗臭がないかを見ます。カビが見つかった球は同じ袋や束から外し、周囲の球も点検します。有毒か無毒かを家庭で見分けるのは難しいため、カビが確認できる球は食べずに廃棄する判断が安全です。
予防
十分に乾かしてから保存へ移し、保存中も通気と温度を確認します。長く置く球ほど定期的に取り出して点検し、傷んだ一球を放置しないことが被害拡大を防ぎます。