栽培用語

しょうがの低温障害

低温に弱いしょうがが、冷えすぎによって腐敗や品質低下を起こす収穫後障害です。

定義

しょうがの低温障害は、低温に弱い根茎を冷えすぎる環境へ長く置いたときに、腐敗や品質低下が起こる収穫後障害です。長期保管の家庭向け事例では13〜15℃・湿度90〜95%が保存環境の目安として示され、10℃を下回る環境への注意が促されています。冷蔵保存の可否は、収穫株か使いかけかでも判断が変わります。

見分けと予防

  • 冷え込みを確認:無暖房室、物置、玄関は夜間に10℃未満へ下がることがあります。
  • 直接床へ置かない:発泡スチロール箱などを使い、急な温度変化を抑えます。
  • 結露を避ける:高湿度を保つことと、水滴が根茎へ付き続けることは同じではありません。
  • 定期点検:柔らかさ、ぬめり、カビ、異臭がある個体を分けます。

冷蔵保存との違い

使いかけのしょうがは、清潔に洗って水に浸す、キッチンペーパーで包むなどの冷蔵法が使えます。一方、畑から掘った根しょうがを翌春まで丸ごと残す場合、一般的な冷蔵庫の低温と乾燥が適さないことがあります。保存目的と根茎の状態を分けずに「冷蔵すれば安全」と考えないことが予防の基本です。

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