栽培用語

北海道の4月植え

北海道の4月を露地への直まき・育苗・定植待機に分け、地温と遅霜を確認して作業を決める栽培計画です。

定義

北海道の4月植えとは、暦の「4月」を一つの植え付け日にせず、露地への直まき、室内育苗、ハウス育苗、定植を待つ品目に分ける寒冷地の栽培計画です。4月下旬から露地へまける根菜・葉物と、暖かい場所で育苗する夏野菜を区別し、夏野菜の苗は地温と遅霜を確認しながら5月以降まで露地へ定植しないのが基本です。作業を早める競争ではなく、定植の集中する時期に苗・畝・保温資材がそろっている状態を作ることが目的です。

4月の作業区分

  • 4月中旬から:キャベツ、ブロッコリー、カボチャなどの育苗を進めます。
  • 4月20日以降:きゅうりの育苗開始時期に入ります。
  • 4月25日前後から:にんじん、大根、かぶ、小松菜、水菜、レタス類の露地まきを検討します。
  • まだ待つ:夏野菜の露地定植は、品目ごとの5月以降の目安と畑の条件を確認します。

判断の要点

北海道は日本の栽培気候区分で寒冷地として扱われ、一般地向けの「4月植え」をそのまま早植えの合図にしません。月の前半は育苗と畑の準備が中心で、後半に寒さへ比較的強い根菜や葉物を少量まき、必要に応じて不織布のべたがけで保温します。4月にホームセンターで苗を見かけても、販売時期と露地の定植適期は同じではない点に注意が必要です。

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