栽培用語

水耕栽培の培養液

水に水耕栽培用肥料を所定の倍率で溶かし、植物の根へ水分と必須栄養素を供給するための養液です。

定義

水耕栽培の培養液は、水へ水耕栽培対応の肥料を製品表示どおりに希釈し、根へ水分と栄養素を届ける液体です。土から栄養を受け取れない方式では、作物に必要な多量要素と微量要素を培養液から供給します。

主な管理項目

  • 希釈倍率:原液を濃くすれば生育が速くなるわけではなく、製品表示を守ります。
  • 水位:根を完全に沈めず、空気へ触れる部分を残します。
  • 交換:減った分の補給だけでなく、作物と方式に応じて全量を交換します。
  • 温度と光:直射日光による液温上昇と藻の発生を避けます。
  • EC・pH:大きな装置や長期栽培では、濃度と酸性・アルカリ性を数値で確認します。

作り方の基本

清潔な容器へ先に水を入れ、肥料ラベルに記載された量を計って加えます。二液式肥料は原液同士を直接混ぜず、A液とB液をそれぞれ水へ加えます。濃度を自己判断で上げず、異臭や濁り、根の変色が出た場合は容器を洗って新しい培養液へ交換します。

ペットボトル栽培での注意

小容量の容器では蒸発や吸水による濃度変化が早く、計量誤差の影響も大きくなります。まとめて希釈液を作る場合も、光と温度変化を避け、製品の説明に沿った期間内に使います。透明容器はアルミシートなどで覆い、観察時だけ外すと管理しやすくなります。

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