栽培用語

水耕栽培用スポンジ

種を固定し発芽と初期の根張りを支える、軟質ウレタンフォーム製の多孔質育苗培地。

定義

水耕栽培用スポンジは、種を固定し、水分と空気を保持しながら発芽と初期の根張りを支える多孔質の育苗培地です。主に軟質ウレタンフォームが使われ、シートや切り離し可能なブロックとして販売されています。台所用スポンジとは密度、硬さ、切れ込み、吸水設計が異なる製品があります。

主な構成と選び方

  • 密度と硬さ:柔らかすぎると苗が倒れやすく、硬すぎると根が貫通しにくくなります。仕様例には反発弾性35%以上の育苗フォームがあります。
  • 切れ込み:種を置きやすく、定植時にブロック単位で扱える形状が便利です。
  • 保水と通気:湿りを保ちながら、上面に養液が滞留し続けないものを選びます。
  • 色と遮光:光が当たる面では、藻の見え方や発生管理も確認します。

活用シーン

レタス、ミズナ、ミツバなどの葉物やハーブを家庭で少量ずつ播種するときに向きます。根がスポンジを貫通した後は、無理に剥がさず、ネットポットや別の支持材へスポンジごと定植する方法があります。使用中は乾燥だけでなく過湿にも注意し、根元へ空気が届く水位を保ちます。

関連記事