栽培用語
関西の冬野菜
関西の平野部・盆地・沿岸部で冬に種まき・植え付けを行い、地形ごとの寒さに合わせて冬から早春の収穫を目指す野菜群。
定義
関西の冬野菜とは、関西の平野部を基準に、12月から2月にかけて種まき・植え付けを行い、冬から早春に収穫する野菜群です。関西は平野部・盆地・沿岸部で冬の冷え込みが大きく異なるため、同じ品目でも地域ごとに作業日を補正し、霜対策とトンネル栽培を使い分けることが基本になります。
主な作型
- 耐寒葉物:ほうれん草、小松菜などを低温期にまき、べたがけやトンネルで発芽と初期生育を支えます。
- 月別選び分け型:12月・1月・2月で気温と日長が変わるため、月ごとにまける品目を絞り込みます。
- 早春収穫型:冬の後半に播種・定植し、気温回復に合わせて早春の収穫へつなげます。
関西での選び方
盆地(例:京都・奈良の内陸)は放射冷却で朝の冷え込みが強く、沿岸部(例:大阪湾岸・和歌山)は比較的温暖です。品目選びは耐寒性を最優先にし、播種・定植日は最低気温と地温から逆算します。平野部の目安をそのまま使わず、地形ごとの霜の強さで前後させることが失敗を減らします。
収穫までの目安
| 作型 | 代表例 | おおよその収穫目安 |
|---|---|---|
| 耐寒葉物 | ほうれん草、小松菜 | 約60〜90日(低温期は長め) |
| 小型根菜 | かぶ | 約60〜90日 |
| 早春収穫型 | 春どりの葉物 | 気温回復後、随時 |