栽培用語

関東で春に植える野菜

関東平野部で3月から5月に種まき・定植する野菜と、気温や地温に応じた作業時期をまとめる概念。

Definition

関東で春に植える野菜とは、関東平野部を主な基準に、3月から5月に露地へ種をまく、または育てた苗を畑やプランターへ定植する野菜です。低温に比較的強い葉物・根菜から始め、遅霜の心配が小さくなるにつれて果菜類へ切り替えます。

月ごとの考え方

  • 3月:小松菜、ホウレンソウ、ラディッシュ、ニンジンなど、冷涼な条件でも始めやすい品目を中心にします。
  • 4月:葉物・根菜を続けながら、エダマメ、トウモロコシ、カボチャなどの種まきと夏野菜苗の準備を進めます。
  • 5月:遅霜と地温を確認し、トマト、ナス、ピーマン、キュウリなどの定植や、オクラなど高い地温を要する品目の直まきを進めます。

作業時期を補正する条件

条件確認する点調整の考え方
最低気温遅霜の可能性果菜類の定植を待つか被覆します
地温発芽に必要な温度低ければ露地まきを遅らせ、ポットで保温します
苗の状態根鉢、葉数、順化日中から徐々に屋外環境へ慣らします
品種表示地域区分と適期月別表より種袋の表示を優先します

使い分け

関東でも沿岸部、内陸部、山間部、都市部のベランダでは霜や地温の動きが異なります。そのため、月は作業候補を絞るための目安として使い、実行日は直近の最低気温、畑の地温、種袋の表示を組み合わせて決めます。種まきと苗の定植は別の作業であり、同じ野菜でも開始時期が異なる点に注意します。