栽培用語

関東の冬野菜

関東平野部で晩秋から冬に種まき・植え付けを行い、防寒を組み合わせて冬から早春の収穫を目指す野菜群。

定義

関東の冬野菜とは、関東平野部を主な基準として、晩秋から冬にかけて種まき・植え付けを行い、トンネル栽培などの防寒と組み合わせて冬から早春に収穫する野菜群です。冬は気温と日長がともに下がり生育が緩慢になるため、耐寒性のある品目選びと、霜・寒風から株を守る被覆資材の使い方が成否を分けます。

主な作型

  • 耐寒葉物:ほうれん草、小松菜などを低温期にまき、生育の遅さを見込んで収穫までの期間を長めに取ります。低温に当たった葉物は糖度が上がりやすくなります。
  • トンネル栽培型:ビニールトンネルや不織布のべたがけで地温と気温を補い、露地では難しい時期の発芽・生育を支えます。
  • 早春収穫型:冬のうちに播種・定植を済ませ、気温の回復とともに生育を進めて早春に収穫へつなげます。

関東での選び方

関東の冬は晴天が多く乾燥しやすい一方、放射冷却による強い霜が降ります。品目は耐寒性を最優先に選び、播種日は最低気温と地温から逆算します。同じ関東でも沿岸と内陸、都市部のベランダでは霜の強さが異なるため、月別一覧は入口として使い、実際の作業日は種袋の地域区分と直近の予報で補正します。

収穫までの目安

作型代表例おおよその収穫目安
耐寒葉物ほうれん草、小松菜約60〜90日(低温期は長め)
小型根菜かぶ約60〜90日
早春収穫型春どりの葉物気温回復後、随時

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