栽培用語
九州の秋野菜
九州・暖地で残暑の終わりを見極めてから種まき・定植を行い、秋から冬の収穫を目指す野菜群。
定義
九州の秋野菜とは、九州・暖地を基準に、残暑が収まってから種まき・定植を行い、秋から冬にかけて収穫する野菜群です。九州の秋は暦より残暑が長引きやすく、播種が早すぎると高温障害と害虫被害が重なるため、「月」ではなく残暑後の地温・気温を適期判断の軸にします。
主な作型
- 残暑後の直まき型:大根などの根菜を、地温が下がり始めてから直まきします。
- 苗の定植型:ブロッコリーやキャベツなどは、暑さを避けて育てた苗を残暑後に定植します。
- 9月中旬以降の葉物:小松菜などの葉物は、気温が落ち着く9月中旬以降にずらしまきしやすくなります。
九州での選び方
九州は他地域より秋の高温期間が長く、本州の目安をそのまま使うと早まきの失敗につながります。品目ごとの発芽適温と、直近1〜2週間の予報から作業日を決め、遅れた場合は早晩性の異なる品種で調整します。同じ九州でも内陸と沿岸で冷え込みの時期が異なるため、霜の初日を意識して収穫までの日数を逆算します。
収穫までの目安
| 作型 | 代表例 | おおよその収穫目安 |
|---|---|---|
| 短期葉物 | 小松菜、水菜 | 約30〜50日 |
| 根菜 | 大根、かぶ | 約60〜90日 |
| 定植型 | ブロッコリー、キャベツ | 約2〜4か月 |