栽培用語

玉ねぎのトウ立ち

玉ねぎの花茎が伸び、球の肥大や食味に影響する抽苔現象。

Definition

玉ねぎのトウ立ちとは、花茎が伸びる抽苔のことです。花茎が伸びた株は種子形成へ生育が切り替わり、球が十分に太らなかったり、内部に硬い芯ができたりすることがあります。品種特性だけでなく、種まきや植え付けの時期、越冬前の苗の大きさ、冬の低温条件などが関係します。

見分け方と影響

  • 葉の中心から太く硬い花茎が伸びます。
  • 球の肥大が不十分になることがあります。
  • 球の中心部に硬い芯が残り、食味や利用しやすさが下がります。
  • 分球とは異なる現象なので、苗や球の状態を分けて観察します。

予防の考え方

地域に合う播種・定植時期を守り、越冬前に苗を大きくしすぎないことが基本です。早まきすれば必ず早く収穫できるわけではありません。品種の早晩性と地域の作型を照合し、購入時は「抽苔しにくい」「分球が少ない」などの表示も比較します。