栽培用語

自根苗

接ぎ木をせず、種から育った株が自分自身の根で生育する苗。

定義

自根苗とは、接ぎ木をせず、種から育った株が自分自身の根で生育する苗です。野菜苗では実生苗とも呼ばれ、台木と穂木の接合部がありません。接ぎ木工程がないため価格を抑えやすい一方、根の病気への強さは育てる品種そのものの性質に左右されます。

主な特徴

  • 構造:茎から根まで一つの品種で連続しています。
  • 価格:接ぎ木苗より育苗工程が少なく、一般に安価です。
  • 品種の幅:珍しい品種を種から育てる場合にも選びやすい苗です。
  • 土壌条件:輪作、新しい培養土、排水など基本管理の影響が大きくなります。

活用シーン

毎年用土を更新する鉢やプランター、ナス科を長期間作っていない畑では、自根苗を選ぶ余地があります。複数株を低い初期費用で育て、品種ごとの生育を比べたい場合にも向きます。過去に土壌病害が出た区画では、価格だけで決めず、接ぎ木苗や輪作を含めて検討します。

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