栽培用語

植物の休眠

低温や短日などの季節条件に応じて、地上部の成長を抑えながら次の生育期に備える状態。

Definition

植物の休眠とは、低温や日長の変化に応じて目立つ成長を抑え、次の生育期に備える状態です。いちごでは冬に葉や茎の伸びが緩やかになり、葉が地面へ近い位置に広がることがあります。地上部が静かでも、乾燥や過湿を避ける管理は続きます。

観察するサイン

  • 葉の姿:葉が低く広がり、外葉が赤茶色へ変わることがあります。
  • 株元:クラウンに硬さがあり、株が用土へ固定されているかを確認します。
  • 用土:吸水量が減る時期でも、完全な乾燥と水の滞留を避けます。
  • 新芽:中心部の緑が動き始めると、春の管理へ切り替える手掛かりになります。

管理との関係

休眠中は生育期と同じ頻度で水や肥料を与えるのではなく、株と用土を見て判断します。水やりは晴れた日の午前中に行い、夜まで水が滞留しないよう排水を確認します。追肥の再開はカレンダーだけで決めず、新芽の動きと気温の推移を合わせて考えます。

よくある誤解

成長が止まって見えることと枯死は同じではありません。一方で、「休眠だから何もしなくてよい」とも限りません。葉の乾燥、株の浮き上がり、クラウンの軟化、鉢底の詰まりなど、休眠とは別の異常が隠れていないかを定期的に確かめます。

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