栽培用語
園芸用ロックウール培地
岩石由来の繊維を成形し、水耕栽培の播種・育苗・定植に使う無機質培地。
定義
園芸用ロックウール培地は、岩石を高温で溶かして繊維状にし、キューブやマットへ成形した無機質の栽培培地です。軽量で水分を保持しながら空気のすき間も作りやすく、播種、挿し木、育苗、水耕栽培の株元支持に使われます。建築用断熱材ではなく、必ず園芸・栽培用途として設計された製品を選びます。
主な特徴
- 形状が一定:キューブやマットをトレー、ネットポット、育苗箱へ配置しやすい素材です。
- 保水と通気:繊維間に水分と空気を抱えますが、過湿では根への酸素供給が下がります。
- 使用前の準備:製品によって初期pHが高い場合があるため、説明書に沿って吸水とpH確認を行います。
- 衛生管理:無機質でも、使用中の根、藻、ぬめりが残れば再使用時の管理が難しくなります。
活用シーン
同じ大きさの苗を複数そろえて育てる場合や、培地ごとネットポットへ移して根を保護したい場合に使いやすい資材です。葉物やハーブのほか、育苗トレーを使う継続的な栽培にも向きます。乾いた繊維を扱うときは製品表示を確認し、必要に応じて手袋やマスクを使い、使用後は自治体や事業者の分別ルールに従って処理します。