栽培用語
コガネムシ幼虫
土中でさつまいもの細根や塊根を食害し、円形・線状の傷を残すコガネムシ類の幼虫。
定義
コガネムシ幼虫は、土中で植物の根やさつまいもの塊根を食べるコガネムシ類の幼虫です。乳白色の体をU字形に曲げることが多く、頭部は茶褐色から黒色です。塊根の表面をえぐるため、円形または長い溝状の食害痕が残ります。
被害の特徴
- 若い幼虫:1齢では腐植物質や有機物を主に食べます。
- 成長した幼虫:2齢以降は塊根を食べ始め、3齢では摂食量と被害が大きくなります。
- 発生時期:早植えでは越冬幼虫、普通栽培では夏の後半に生まれた幼虫が問題になります。
- 地上部のサイン:細根まで強く食べられると、株の生育不良や萎れにつながります。
見分け方と管理
コガネムシ幼虫の傷は、表面が粗い円形や線状の溝になりやすい点が特徴です。ハリガネムシによる直径の小さい穴とは形が異なります。発生後の捕殺だけに頼らず、土の露出を抑えるマルチ、周辺除草、完熟した有機物の使用、発生監視を組み合わせます。農薬を使う場合は、作物名、害虫名、使用時期、回数を最新ラベルで照合します。