栽培用語
穂木
接ぎ木で台木の上に接ぎ、育てたい品種の茎葉や花、果実を形成する植物部分。
定義
穂木とは、接ぎ木で台木の上へ接ぎ、育てたい品種の茎葉、花、果実を形成する植物部分です。ナスの接ぎ木苗では、食べたい実をつける品種が穂木になり、根側の性質は台木が担います。接合後は形成層がつながり、水分と養分が両者の間を移動します。
主な確認点
- 品種:収穫する果実の形、色、食味を決める品種です。
- 接合部:台木との接ぎ目がずれず、十分に活着しているかを見ます。
- 茎葉:徒長、病斑、害虫被害がない健康な上部を選びます。
- 発根防止:定植時に穂木側を土へ埋めず、穂木から根が出ないようにします。
定植時の注意
接ぎ目を土に埋めると、穂木から自根が発生し、台木の耐病性を利用する目的が弱くなることがあります。苗を購入した段階で接合部の位置を確認し、その部分が地表より上に残る深さで植えます。植え付け後も土寄せで接ぎ目を覆わないように管理します。