栽培用語
種子の乾燥と保存
水洗いした種子から水分を除き、品種情報を記録して低温・乾燥条件で保管する工程。
定義
種子の乾燥と保存は、果肉から分離して洗った種の水気を取り、風通しのよい場所で十分に乾かした後、湿気と高温を避けて保管する工程です。乾燥不足は保管中の傷みにつながるため、採種作業の仕上げとして扱います。
作業の要点
- 洗浄直後:目の細かいザルやふるいで水気を切り、種を薄く広げます。
- 乾燥中:種同士がくっついたらほぐし、雨や夜露で再び湿らない場所へ移します。
- 仕上げ:天日乾燥後に風通しのよい日陰でさらに乾燥させる方法があります。
- 記録:封筒などへ品種名、採種した年と月を書き、取り違えを防ぎます。
保存期間と条件
ナスの種は、低温・乾燥を保てば4~5年程度高い発芽率を維持できるという実践資料があります。ただし家庭では乾燥状態や容器の密閉度が一定ではないため、翌年使う分を基本にし、長期保存分は発芽確認を行ってから播種量を決めます。