栽培用語
採種果の完熟と追熟
採種用果実を株上で十分に成熟させ、収穫後も日陰で置いて種子を充実させる工程。
定義
採種果の完熟と追熟は、食用の若採り時期を過ぎても果実を株に残し、種子が発芽できるまで成熟させた後、収穫果を日陰で置いて内部の養分を種へ移す工程です。ナスでは果皮の色と果実の軟らかさを組み合わせて判断します。
見極めの目安
- 日数:着果後は短くても40日以上、採種果の収穫は50~60日程度が目安として示されています。
- 色:紫色が抜け、黄褐色へ変わった果実を候補にします。
- 手触り:一時硬くなった果実が再び少し軟らかくなり、弾力が出た段階を見ます。
- 追熟場所:雨の当たらない日陰へ置き、腐敗がないか確認します。
失敗しやすい状態
色だけで判断して硬い果実を早く割ると、未熟種が混ざりやすくなります。反対に、傷んだ果実を長く置くと腐敗が進みます。採種日を先に決めるのではなく、色、弾力、果実の傷みを観察して作業日を決めます。