栽培用語

団粒構造

粘土や砂などの土粒子が小さな塊をつくり、塊の内外に大小の空隙が生まれた土の構造。

Definition

団粒構造とは、粘土や砂などの土粒子が有機物や微生物の働きによって小さな塊になり、その塊の内側と外側に大きさの異なる隙間ができた状態です。水持ちと水はけ、通気性を同時に支える土の物理構造です。

主な構成要素

  • 団粒内部の小さな隙間:水分や溶けた養分を保持します。
  • 団粒間の大きな隙間:余分な水を流し、根へ空気を届けます。
  • 有機物:土粒子がまとまるための材料になります。
  • 微生物:有機物の分解過程で土粒子を結び付ける働きを担います。

具体例

適度に湿った土を軽く握ったときにまとまり、指で触れると無理なく崩れる状態は、団粒のある土を見分ける手掛かりです。乾くと硬い塊になり、雨後に表面へ水が残る土は、団粒の隙間が減っている可能性があります。

よくある誤解

  • ❌ 一度深く耕せば団粒構造は完成します。
  • ✅ 耕うんは一時的に隙間を増やしますが、有機物の補給と踏み固めを避ける管理も必要です。

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