栽培用語

石ナス

果実が十分に肥大せず、皮や果肉が硬くなって食味が落ちたナスです。

Definition

石ナスとは、果実が十分に肥大しないまま皮や果肉が硬くなり、食味が落ちたナスです。高温期の水切れや養分不足などが重なると生じやすく、果実だけを処置するより、株全体の水分と肥料の管理を見直す必要があります。

主な特徴

  • 硬さ:果実が小さいまま硬くなり、通常の収穫果より切りにくくなります。
  • 肥大:開花・着果後の成長が鈍り、十分な大きさになりません。
  • 外観:つやが弱くなる場合がありますが、つやなし果と同じ意味ではありません。
  • 発生時期:土が乾きやすく、果実の肥大に水を必要とする夏の収穫期に注意します。

管理の見直し

土の中まで乾いているなら、早朝に株元と根の広がる範囲へ十分な水を与えます。プランターは鉢底から流れ出る量を目安にし、夕方の追加は土が再び乾いたときだけにします。同時に、肥料不足だけを疑って濃い追肥を行わず、現在の水分と施肥履歴を分けて確認します。

予防の考え方

果実が硬くなってから元へ戻すのではなく、着果期から水切れを避けることが中心です。敷きわらなどで乾燥速度を緩やかにし、収穫遅れによる硬化とも区別します。

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