栽培用語
カブのキスジノミハムシ被害
発芽直後のカブの葉と肥大する根がキスジノミハムシの成虫・幼虫に食害される被害と、その見分け方をまとめた概念です。
Definition
カブのキスジノミハムシ被害とは、キスジノミハムシの成虫が発芽後の葉に小さな円形の穴を多数あけ、幼虫が土中で根の表面を食害する被害です。幼い株では葉面積が少ないため初期生育への影響が大きく、肥大する根にも小孔やくぼみが残ることがあります。
主な兆候
- 幼い葉に小さな丸穴が並ぶ:葉が育つにつれて穴が広がり、不規則な裂け目に見えることがあります。
- 触れると小さな成虫が跳ねる:葉にイモムシやふんが見当たらない場合の識別材料です。
- 根の表面に小孔や浅いくぼみが残る:土中の幼虫による食害を疑う手掛かりです。
- 発芽直後から被害が始まる:播種前後の予防と、発芽後の早い観察が重要です。
見分け方と初動
葉の穴だけで決めつけず、葉裏と株元を静かに観察します。小型の黒い甲虫が跳ね、イモムシやふんが見つからない場合はキスジノミハムシを疑います。発生を確認したら、同じ畝のカブを連続して点検し、防虫ネットの裾や継ぎ目の隙間も確認します。
対策は、播種直後からの侵入防止、圃場周辺のアブラナ科雑草の管理、収穫後残渣の処理を組み合わせます。農薬を使う場合は、カブと対象害虫への登録、使用時期、使用量、使用回数を最新の農薬ラベルで確認します。