栽培用語

カブ

アブラナ科の根菜で、根の肥大速度や品種に応じて播種時期を選ぶ家庭菜園向け作物。

定義

カブは、肥大した根と葉を食用にするアブラナ科の野菜です。家庭菜園では小カブ、白カブ、地域に受け継がれる在来品種などが栽培され、根の大きさだけでなく肥大の速さにも差があります。そのため、同じ地域でも品種によって種まきの終了時期を分ける必要があります。

主な種類

  • 小カブ:根が比較的早く肥大し、間引きながら収穫しやすい種類です。
  • 白カブ:白い根を食用とする代表的な区分で、秋まきに利用される品種があります。
  • 在来品種:地域固有の形や食味を持ち、肥大が穏やかな品種は早めの播種が必要です。

栽培で重視する点

薄く種をまき、混み合う前に間引くと、残す株の根が太る空間を確保できます。アブラナ科共通の根こぶ病や初期の虫害にも注意します。東北の8月まきでは、肥大が遅い在来品種を先に、小カブや白カブを後に配分すると、品種差を栽培日程へ反映できます。

具体例

山形県村山地域の平坦部を想定した栽培情報では、肥大が穏やかな在来品種は8月下旬まで、小カブや白カブは9月中旬まで順次まく考え方が示されています。日付を固定せず、品種の早晩性と秋の気温低下を合わせて判断する例です。

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