野菜・植物
ウリハムシ
きゅうりなどウリ科作物の葉を成虫が食べ、幼虫が根を食べる黄褐色から橙黄色の甲虫です。
定義
ウリハムシは、きゅうり、スイカ、かぼちゃなどのウリ科作物を食害する小型の甲虫です。成虫は黄褐色から橙黄色で、葉を不規則な円形や網目状に食べます。成虫が株元の土へ産卵した後、幼虫は土中で根を食べるため、地上部と地下部で異なる被害が起こります。
生育段階ごとの特徴
- 越冬成虫:石垣、建物の隙間、草むらなどで越冬し、春に活動を始めます。
- 成虫:ウリ科作物へ飛来し、葉を食べながら株元の土中へ産卵します。
- 幼虫:ふ化直後は細根を食べ、成長すると太い根や株元の茎を傷めます。
- 新成虫:夏に現れ、葉や果実を食害します。
観察と防除
葉の途中に輪のような食べ跡を見つけたら、葉表だけでなく葉裏も確認します。低温時は動きが鈍いため、朝の見回りは捕殺しやすい時間帯です。幼苗期は飛来を受ける前から防虫ネットなどで覆い、反射資材や日常の点検も併用します。農薬を使う場合は、作物名、対象害虫、使用時期、希釈倍率、使用回数を製品ラベルで確認します。