栽培用語

野菜の日照不足

必要な光量を確保できず、葉色の低下、徒長、生育停滞、着果不良などが現れる状態です。

定義

野菜の日照不足とは、葉が光合成に必要とする光を十分に受けられず、株の形や色、生育速度、花や実のつき方に変化が出る状態です。曇雨天だけでなく、建物や手すりの影、株同士の重なり、室内の窓から離れた配置でも起こります。

主な観察ポイント

  • :新しい葉が小さい、葉色が薄い、下葉が早く黄化するなどの変化を確認します。
  • :節と節の間が広がり、太さを伴わず細長く伸びていないかを見ます。
  • 株姿:明るい方向へ傾く、葉が重ならず全体に隙間が多い、支えがないと倒れやすい状態を確認します。
  • 生殖生長:花数が減る、落花する、着果や実の肥大が進みにくい変化を見ます。

見分け方

一つの症状だけで日照不足と断定せず、同じ株の新旧の葉、茎の節間、土の乾き、直射日光が届いた時間を数日単位で記録します。日照不足では、葉色の低下と節間の伸び、土が乾きにくい状態が組み合わさることがあります。肥料過多、過湿、根腐れでも似た変化が出るため、水や肥料を追加する前に光と根の状態を切り分けます。

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