栽培用語
暖地の11月植え
暖地で11月に始める野菜栽培について、苗の植え付け、種まき、越冬、霜よけをまとめた概念。
Definition
暖地の11月植えとは、比較的冬が穏やかな地域で、11月に耐寒性のある野菜の苗を植えたり、種をまいたりして、冬越し後の春収穫を目指す栽培計画です。タマネギの苗、エンドウやソラマメ、ホウレンソウ、ニンジンなどが候補になり、品種表示と地域の気温を基準に適期を判断します。
主な対象
- 苗を植える野菜:タマネギ、キャベツ、エンドウ、ソラマメなどが中心です。
- 種をまく野菜:暖地ではニンジンやホウレンソウなどを選べますが、発芽後の低温に備えます。
- 冬越しする野菜:秋から初冬に小さな株で越冬させ、春の気温上昇とともに生育を再開させます。
判断の基準
暖地であっても、海沿い、平野部、内陸、標高の違いで霜の強さと時期は変わります。そのため、月だけで決めず、種袋に記載された地域区分、苗の大きさ、週間予報を組み合わせて判断します。タマネギは苗の植え付けが中心で、エンドウとソラマメは伸びすぎた苗より小苗で越冬させる考え方が基本です。
保温方法の使い分け
不織布のべたがけは、資材を作物の上に直接掛ける簡便な方法で、保温と防霜に使います。支柱で空間を作るトンネル掛けは資材と労力が増えますが、べたがけより保温性を高めやすい方法です。通気性が不足すると高温障害や病気につながるため、暖かい日は内部の温度と湿気を確認します。