栽培用語
エンツァイ
エンツァイは、高温多湿を好み、摘み取り後もわき芽が伸びて繰り返し収穫できる葉物野菜。
定義
エンツァイは、熱帯アジアおよび中国南部を原産とし、高温多湿の環境を好む葉物野菜です。エンサイ、ヨウサイ、空心菜、空芯菜などの名でも流通します。真夏にも生育し、柔らかい若い茎葉を摘み取ると、残した節からわき芽が伸びて繰り返し収穫できます。
種まきと苗づくり
- 発芽温度:発芽に適する温度は20~25℃で、地温が上がってから直まきします。
- 直まき:深さ約1cmの溝へ約1cm間隔ですじまきし、約1cm覆土します。
- 吸水:硬い種皮を一晩吸水させてからまくと、発芽をそろえやすくなります。
- 定植:本葉4~5枚になった苗を、株間10~20cmで浅めに植えます。
水分管理と収穫
エンツァイは水分を好み、乾燥が続くと生育が遅れ、茎葉が硬くなります。発芽までは表土を乾かさず、プランターでは土の表面が乾いたら底から水が流れるまで与えます。茎が20~30cm伸びたら地際から5~6節を残して摘芯し、その後に伸びるわき芽を20~25cmほどで順次収穫します。
家庭菜園での活用例
葉物が育ちにくい真夏の空き区画へ直まきする方法と、深さ20cm以上のプランターで育てる方法があります。直径24cmの鉢なら1株、65cm幅の長型プランターなら2~3株が目安です。収穫時は下葉を2~3枚残し、伸びすぎる前にこまめに摘み取ると、柔らかい茎葉を長く利用できます。