野菜・植物
ズッキーニ
ウリ科カボチャ属に属し、長いつるを伸ばさず、開花後の若い果実を収穫して利用する果菜。
定義
ズッキーニは、ウリ科カボチャ属に属するかぼちゃの仲間で、開花後の若い果実を収穫して利用する果菜です。一般的なかぼちゃのように長いつるを広く伸ばしませんが、葉は大きく、株そのものは広がります。雄花と雌花が別に咲くため、家庭菜園では開花と受粉の状態を観察することが重要です。
栽培で見る要素
- 育苗:発芽に適した温度を確保し、根鉢を崩さずに定植できる苗へ育てます。
- 株間:葉が大きく広がるため、見た目以上に株間を取って風通しを確保します。
- 支柱:根が浅く強風で倒れやすいため、株元を安定させます。
- 人工授粉:虫が少ない時期や着果を確実にしたい場合は、早朝に雄花の花粉を雌花へ付けます。
- 収穫:果実の肥大が速いため、若く柔らかいうちに確認して切り取ります。
かぼちゃとの違い
かぼちゃはつるを長く伸ばし、受粉後に果実を完熟させてから収穫します。一方、ズッキーニは長いつるを広げず、開花後まもない若い果実を収穫します。この違いにより、かぼちゃでは整枝とつるを伸ばす場所の確保が中心になり、ズッキーニでは株間、倒伏防止、こまめな収穫が管理の中心になります。
よくある誤解
- 「つるなしだから狭い鉢で育つ」:長いつるは伸ばしませんが、大きな葉と根域を支える土量が必要です。
- 「雌花が咲けば必ず実になる」:受粉が不十分だと果実が途中でしぼむため、花と幼果の変化を確認します。
- 「大きくするほど収量が増える」:収穫を遅らせると果実が硬くなり、株にも負担がかかります。