栽培用語

アントシアニン

アントシアニンは、植物の赤色・紫色・青色に関わり、低温やリン酸欠乏でも蓄積する色素群。

定義

アントシアニンとは、植物の赤色・紫色・青色に関わる色素群です。ナスの果皮だけでなく、葉が低温やリン酸欠乏などの不利な環境に反応したときにも合成・蓄積することがあります。紫色は原因そのものではなく、植物が環境へ応答した結果として現れる色です。

植物で増える場面

  • 気温低下や日長変化など、季節的な環境変化が起きたとき
  • リン酸欠乏による生理的な老化や代謝変化が進んだとき
  • 傷害や細胞老化など、植物に不利な条件が重なったとき

ナス栽培での読み方

葉に紫色が出ても、アントシアニンを見ただけでは低温と肥料不足を区別できません。どの葉から色が出たか、冷え込みの時期と重なるか、生育停止や着果不良を伴うかを合わせて確認します。品種や生育段階でも色の出方は変わるため、正常時の株の写真を記録して比較すると判断しやすくなります。葉の表と裏も同じ条件で撮影すると、広がり方を追いやすくなります。

関連記事