珍しいじゃがいもの栽培法|紫・赤・フィンガーポテトの育て方
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珍しいじゃがいもの栽培法で最初に決めるべきなのは、色ではなく作型に合う栽培用種イモ (Rakuten / Amazon / Yahoo!)です。紫じゃがいもならシャドークイーン (Rakuten / Amazon / Yahoo!)、赤皮ならアンデスレッド (Rakuten / Amazon / Yahoo!)が候補になりますが、フィンガーポテトは単一品種ではなく細長い形のタイプです。植え付け時期と在庫を照合し、初回は一品種に絞ると管理差を読み取りやすくなります。
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日本国内で栽培される品種は約60〜70種、家庭菜園向けに入手できるものは20〜30種ほどあるため、作型と在庫から候補を絞ります。基本管理はじゃがいもの育て方完全ガイドも参照してください。
紫じゃがいもの種類と選び方
紫じゃがいもは「紫」という一語でも、皮だけが紫色のタイプと果肉まで紫色のタイプに分かれます。シャドークイーンは皮も中身も濃い紫色で、アントシアニンを含み、加熱後も色が残りやすい品種です。アンデスレッドは赤皮・黄肉なので、紫肉とは収穫後の見え方が異なります。
一方、フィンガーポテトは色ではなく形のカテゴリーです。日本の販売ページでは「フィンガーポテト」より個別品種名が前面に出ることもあるため、細長い見た目だけで栽培特性まで同じだと判断しないでください。レッドムーンは縦長の赤皮品種として紹介されていますが、購入時には品種名と作型を改めて確認します。
| 候補 | 主な色・形 | 加熱後の特徴 | 購入時に確認する点 |
|---|---|---|---|
| シャドークイーン | 紫皮・紫肉 | 紫色が残りやすい | 食用ではなく栽培用種イモか |
| ノーザンルビー | 赤皮・ピンク肉 | 色落ちと煮崩れが少ない | 販売時期と作型 |
| アンデスレッド | 赤皮・黄肉 | ホクホク系 | 春植え・秋植えの表示 |
| グラウンドペチカ | 赤皮・マーブル模様 | 皮色を生かしやすい | 秋作向け表示とサイズ |
| フィンガーポテト | 細長い形 | 品種ごとに異なる | 形状名ではなく個別品種名 |
選定基準
種イモは食用いもで代用せず、「栽培用」「種芋」と明記された商品を選びます。作型、在庫、必要量、収穫後の用途の順に確認し、1〜2月から探します。プランター栽培では一品種に絞り、春植えじゃがいもの袋栽培記録を作業量の目安にしてください。
選定方法
日本いも類研究会の品種資料とタキイ種苗の栽培資料を照合し、楽天市場で栽培用種イモとして在庫確認できた商品だけを候補にしました。食用いもは除外し、購入時には在庫と作型を再確認します。
地域による植え付け時期の差は、季節別の野菜栽培カレンダーと、当サイトのじゃがいもの地域別栽培カレンダーで確認できます。全国一律の日付より、自分の地域の霜と高温期を基準にしてください。
比較表
栽培用種イモが見つからない場合は食用いもで代用せず、赤皮品種などへ候補を広げます。
| 商品 | 確認価格 | 作型・内容 | 向く人 | 主な注意点 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|
| アンデスレッド 栽培用種芋 | 820円 | 赤皮・黄肉の栽培用品 | 赤皮品種を低予算で試したい人 | 紫肉を求める人には合わない | 楽天AmazonYahoo! |
| インカのめざめ 春作種芋 1kg | 2160円 | 春作・1kg | 濃黄色と食味を比較したい人 | カラフルな紫肉が目的なら不向き | 楽天(2,160円) / AmazonYahoo! |
| グラウンドペチカ 秋作種芋 サイズ混合 | 1320円 | 秋作・サイズ混合 | 赤い模様と秋作を重視する人 | 均一サイズだけ欲しい人には向かない | 楽天(1,320円) / AmazonYahoo! |
おすすめ商品
栽培用種イモとして在庫確認できた三商品を比較します。



紫・赤・フィンガーポテトの育て方
地温と地域の霜時期は、紫じゃがいも、赤皮品種、フィンガーポテトのどれにも共通する出発点です。色や形が違っても、植え付け適期を外せば出芽や肥大に影響します。寒冷地の野菜栽培では霜対策を優先し、マルチングを使う場合も出芽した芽を覆い続けないよう確認します。基本手順はじゃがいもの基本栽培と共通です。
春作は種イモの芽をそろえる
春作では植え付けの2〜3週間前から種イモを光に当て、緑色の太い芽をそろえる浴光育芽を行います。
秋作は切り口の腐敗を避ける
秋作は9月ごろに植え付け、11〜12月に収穫します。適期が短いため、50g以下の種イモは切らず、大きいものは切って2日程度乾燥させます。
植え付け間隔をそろえる
植え付けは幅60〜70cmの畝に深さ5cm程度の溝を掘り、株間25〜30cmにします。細長い品種でも株間を狭くせず、容器では土量を確保します。
失敗を減らす栽培管理
土づくりでは、土壌pHと土壌水分を同時に見ます。じゃがいもは連作するとそうか病や青枯病などの土壌病害が出やすく、石灰の過剰施用も避ける必要があります。連作障害を避けるには、前作を記録して輪作を組みます。一般的な土壌管理は土づくりと肥料の基礎知識で確認できます。
そうか病を抑える土づくりの例として、石灰50g/m²、堆肥500g/m²、化成肥料8-8-8を100〜150g/m²とする目安が示されています。完熟堆肥を選ぶ場合も、既に入れた資材と重複しないかを確認します。これは全国一律の処方ではありません。土壌診断、前作、既に投入した資材を確認せずに数字だけを重ねると、肥料焼けの原因を増やします。生育中の追肥は元肥と分けて判断します。
容器では培養土の排水状態を見て、表面を強く押し固めて土壌圧密を起こさないようにします。乾燥時の水やりは必要ですが、過湿による根腐れと乾燥による水分ストレスの両方を避けます。
出芽は植え付けから2〜3週間後が目安です。茎が5〜10cmになった時期に、じゃがいもの土寄せを行います。土寄せが遅れると伸びた根を傷めることがあるため、除草と同時に株元を確認します。
芽数が多い株は、じゃがいもの芽かきで大きい芽を残し、地下部の競合を抑えます。紫や赤の品種でも、地上部の葉色だけで塊茎の発色や収量を判断できません。生育記録には芽数、土寄せ日、降雨後の土の湿り、病斑の有無を残します。青枯病やヨトウムシ類を一つの症状だけで決めつけず、総合的病害虫管理として発生時期、葉と茎の状態、降雨を合わせて確認します。
収穫は晴天が続き、土が付きにくい状態で行います。じゃがいもの収穫サインとして茎葉の枯れ方を見ます。タキイの資料にある「収穫は十分に茎葉が枯れてから」という判断は、秋作で特に重要です。湿った土から掘った場合は、風通しのよい場所で表面を乾かします。
条件別の最終判断
紫じゃがいもの濃い発色が目的なら、シャドークイーンなど紫肉品種の「栽培用種イモ」が確認できるまで待ちます。食用いもしか見つからない場合は代用せず、在庫が出る時期に品種名で探し直してください。
赤皮を手軽に比較したいならアンデスレッド、春作で濃黄色の食味を比べたいならインカのめざめ、秋作で赤い模様を重視するならグラウンドペチカが候補です。細長い形が目的なら「フィンガーポテト」という名称だけで買わず、個別品種名と春秋の作型を確認します。
判断順は、地域の適期 → 栽培用表示 → 品種名 → 必要量 → 色・形です。価格や珍しさは最後に置きます。
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出典
- 日本いも類研究会「品種の動向」 — 2025-11-30 — 品種の作付動向、紫肉・赤肉品種、育種上の評価項目を確認
- AGRI PICK「おいしくてカラフル!この春育てたいジャガイモ品種14選」 — 2017-11-30 — カラフル品種の色、食感、種イモの販売時期を確認
- タキイネット通販「秋ジャガイモの作り方・栽培方法や貯蔵方法」 — 2026-04-01 — 秋作の植え付け、施肥、土寄せ、収穫と貯蔵を確認
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