栽培用語

連作障害

同じ作物や近縁の作物を同じ場所で続けたときに起こる生育不良や病害虫増加の総称。

Definition

連作障害とは、同じ作物または近縁の作物を同じ場所で繰り返し栽培したとき、生育不良、収量低下、土壌病害虫の増加などが起こる現象の総称です。原因は一つではなく、病原菌や害虫の蓄積、特定養分の欠乏・過剰、土壌環境の偏りなどが重なります。そのため、肥料を足すだけでは解決しない場合があります。

主な兆候

  • 生育のばらつき:同じ畝の一部だけ株が小さい、しおれやすい状態です。
  • 根の異常:根腐れ、こぶ、褐変などが繰り返し見られます。
  • 病害虫の反復:前年と似た時期、似た位置で同じ被害が出ます。
  • 施肥反応の低下:肥料を追加しても回復せず、むしろ根傷みを招くことがあります。

対策の考え方

基本は作付け履歴を残し、同じ科を続けない輪作です。病株や残根は畝に放置せず、排水不良や過剰施肥も同時に見直します。症状が出た区画は原因を切り分けずに次作を急がず、必要に応じて土壌診断や適切な防除を検討します。