栽培用語

青枯病

細菌が根の傷口などから維管束へ侵入し、緑色の葉を保ったまま株を急速にしおれさせる土壌伝染性病害。

Definition

青枯病は、細菌が根の傷口などから植物の維管束へ侵入し、水や養分の移動を妨げる土壌伝染性病害です。ナスでは葉が緑色のまま急にしおれ、初期には日中にしおれて夜間に回復しても、進行すると株全体が枯れます。

主な特徴

  • 原因:主に Ralstonia solanacearum という細菌が関与します。
  • 発生時期:地温が20℃を超えると発病し始め、25〜37℃で症状が激しくなるとされています。
  • 進行:半身萎凋病よりも急速に進み、数日で株全体が立ち枯れることがあります。
  • 切り口:感染した茎の切り口から白い粘液状の菌泥が見られる場合があります。

予防と対処

発病株は回復が難しいため、根ごと抜いて栽培場所の外で処分します。予防では根を傷つけない定植、水分の急変や過湿を避ける管理、排水改善、連作回避、抵抗性台木を使った接ぎ木苗、発生後の土壌消毒を組み合わせます。疑わしい症状だけで薬剤を決めず、登録内容と使用ラベルを確認することが重要です。