栽培用語

水分ストレス

水不足または過湿により、植物の根・葉・花・果実の働きが乱れた状態です。

Definition

水分ストレスとは、根が利用できる水が不足した場合、または土が過湿で根の呼吸が妨げられた場合に、植物の生育が乱れる状態です。ナスでは葉のしおれ、果実の肥大停滞、花や実の落下など、複数の部位に兆候が現れます。

主な兆候

  • :乾燥時は張りを失ってしおれますが、暑い日中だけの一時的なしおれもあります。
  • 花・着果:乾燥が続くと花が落ち、果実へ移行しにくくなる場合があります。
  • 果実:水分や肥料が不足すると、つやなし果や硬い果実が生じることがあります。
  • :過湿が続くと酸素不足になり、吸水機能が落ちます。

見分け方

葉だけで即断せず、土中の湿り、朝夕の回復、直前の降雨と水やりを合わせて確認します。土が乾き、朝夕もしおれが残る場合は水不足を疑います。土が湿ったまま株が弱る場合は、追加給水より排水と根の状態の確認を優先します。

活用シーン

水やり頻度を調整するときは、回数を固定するより水分ストレスの兆候を記録する方が再現性を高められます。同じ鉢でも気温、風、株の大きさによって乾き方が変わるためです。

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