栽培用語

総合的病害虫管理

観察、侵入防止、物理的除去、栽培環境の調整、必要時の農薬を組み合わせる病害虫管理の考え方。

定義

総合的病害虫管理とは、害虫や病気の発生を観察し、侵入防止、物理的除去、栽培環境の調整、必要時の農薬を組み合わせる管理の考え方です。一つの方法だけに頼らず、作物、害虫の種類、発生段階、被害の程度に応じて手段を選びます。

家庭菜園での構成

  • 観察:葉表、葉裏、株元、食害痕、フンを同じ順で確認します。
  • 侵入防止:定植時から防虫ネットを掛け、裾と破れを点検します。
  • 物理的除去:見つけた卵や幼虫を取り除き、記録へ残します。
  • 環境調整:過湿と風通しを確認し、病気が出やすい状態を避けます。
  • 必要時の農薬:作物名、対象病害虫、使用時期、使用回数を製品表示で確認します。

栽培記録での使い方

「防虫ネットを使用」とだけ書かず、設置日、開閉日、裾の固定、葉との距離、内部の虫の有無を分けて残します。薬剤を使用した場合は、商品名だけでなく、使用日、対象害虫、散布前後の状態を記録します。複数の手段を同時に変えると効果を比較しにくいため、変更点を明確にします。

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