キャベツ コナガ 幼虫 駆除|葉裏の幼虫を退治する方法

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キャベツ コナガ 幼虫 駆除は、キャベツのコナガ被害がある葉の裏で約10mm以下の幼虫を捕殺し、葉脈沿いの卵と粗い繭の蛹も除くのが基本です。芯葉と隣株を確認し、食痕が続く場合だけネット補修や登録防除 (Rakuten / Amazon / Yahoo!)へ進みます。

キャベツの葉裏をめくってコナガの幼虫を探す家庭菜園の作業 Photo by Valentin Ivantsov on Pexels

目次

はじめに

キャベツの白い透けや小穴は、表側だけでは原因を取り切れません。コナガは、ふ化直後は葉肉内、成長後は葉裏や新芽へ移るため、食痕から芯葉まで続けて点検します。

少数なら卵・幼虫・蛹を除き、食痕が続く場合だけ侵入口と登録資材を確認します。白菜を含む害虫全体は、白菜・キャベツの害虫対策も参照してください。

キャベツのコナガ被害を葉裏で見分ける

キャベツのコナガ被害は、白い斑点、不規則な小穴、葉裏の細い緑色の幼虫で見分けます。若齢幼虫は葉肉内に潜るため、虫より半透明の表皮が先に見えます。

AGRI PICKの資料では、卵は直径約0.5mm、短径0.2mmの淡黄色で、葉裏の葉脈や葉縁に単独で産み付けられます。白い食痕から葉脈へ視線を動かすと探しやすくなります。

1齢幼虫は葉肉内、2〜4齢幼虫は葉裏や新芽を食べます。老齢でも約10mmで、触れると跳ねたり糸でぶら下がったりするため、下に白い容器 (Rakuten / Amazon / Yahoo!)を添えて回収します。

アオムシやヨトウムシと見分ける

アオムシヨトウムシは、コナガと同じ白菜・キャベツの害虫ですが、体長、居場所、触れたときの動きで区別します。

見分ける点コナガアオムシヨトウムシ類
老齢幼虫の体長約10mm約30mm約30〜50mm
主な居場所葉裏・新芽葉の表裏昼は土中、夜に葉上
触れたとき跳ねる・糸でぶら下がるあまり動かない丸まることがある
食痕白い透けから小穴へ変化葉縁から大きく欠ける大きな穴や葉脈だけが残る食害

アオムシはモンシロチョウの幼虫です。体長だけで即断せず、食痕と動きも確認します。夜間の食害はレタスでヨトウムシを探す手順、花蕾の被害はブロッコリーのヨトウムシ対策が判定の補助になります。

準備するもの

家庭菜園の害虫対策では、捕殺具に加え、落ちた虫を受ける容器と再点検の記録を用意します。

  • 園芸用手袋
  • ピンセット、または割り箸
  • 水を入れた白い容器
  • 小型ライト
  • メモ、または写真
  • 必要時のみ、登録資材とラベル

手順

キャベツのコナガ被害は、食痕のある葉から幼虫・卵・蛹を除き、芯葉と隣株を再点検して止めます。食痕が続く場合だけBT剤などの登録防除を検討します。

flowchart TD
    A["白い透けや小穴を確認"] --> B["葉裏と葉脈沿いを点検"]
    B --> C{"幼虫・卵・蛹があるか"}
    C -->|ある| D["捕殺して容器へ回収"]
    C -->|ない| E["芯葉と隣株を確認"]
    D --> E
    E --> F["点検翌日に新しい食痕を確認"]
    F -->|増えていない| G["ネットを補修して観察継続"]
    F -->|増えている| H["登録防除をラベルどおり判断"]

ステップ1: 白く透けた葉を選ぶ

白い透けは若齢幼虫の手掛かりです。外葉の穴だけでなく、白い斑点、芯に近い葉、葉裏の葉脈と葉縁の順に見ます。

失敗例と修正: 大穴だけを見ると1齢幼虫を外します。白い透けから葉裏へ視線を移してください。

ステップ2: 幼虫・卵・蛹を同時に取り除く

葉の下に白い容器を添え、約10mm以下の幼虫を捕殺します。葉脈沿いの淡黄色の卵と、葉裏の粗い繭も同時に除きます。

失敗例と修正: 幼虫だけでは卵が残ります。葉脈、葉縁、粗い繭を一組で確認してください。

ステップ3: 芯葉と隣株まで確認する

外葉で見つけたら、同じ株の芯葉と隣株まで確認します。ネット内の虫は、育苗中の付着や被覆前の残存も疑います。

失敗例と修正: 被害葉だけでは芯葉に残ります。同じ株、隣株へ点検を広げてください。

ステップ4: 新しい食痕がないか再点検する

点検翌日に同じ葉の白い透けを比べます。卵は5〜7日ほどでふ化するため、その後も水やり時に新しい食痕を確認します。

失敗例と修正: 古い穴との混同を避け、記録から増えた部分だけを判定してください。

ステップ5: 食痕が続く場合だけ登録防除を判断する

食痕が広がり、芯葉の幼虫を捕殺しきれない場合に限り、家庭菜園ではキャベツとコナガへの登録、使用時期、希釈、回数を製品表示で確認します。

失敗例と修正: 濃度や回数を増やさず、対象、使用時期、作用機構が合う登録防除へ切り替えてください。

駆除後の再発を防ぐ

防虫ネットは成虫の飛来と産卵を減らします。AGRI PICKの資料は、目合い0.6mm (Rakuten / Amazon / Yahoo!)が多くの害虫の侵入を阻止すると説明しています。

ネットは葉に触れないよう支柱 (Rakuten / Amazon / Yahoo!)で離し、裾、合わせ目、灌水口を閉じます。被覆前に葉裏の卵と幼虫を除き、被覆後も白い透けを確認してください。

張り方は防虫ネットの選び方と張り方、葉物の管理は小松菜の食害対策、害虫全体はヨトウムシ・コナガ対策の全体像を参照できます。

コナガの薬剤が効かないときの注意

薬剤抵抗性により、コナガは同じ薬剤を使い続けると効きにくくなることがあります。濃度を上げず、同定、登録、散布条件を見直します。

確認順は次のとおりです。

  1. コナガか、別の幼虫か
  2. 農薬ラベルにキャベツとコナガの適用があるか
  3. 使用時期、希釈倍数、使用回数を守ったか
  4. 葉裏へ届いたか
  5. 同じ作用機構を繰り返していないか

農林水産省は登録制度を、農林水産消費安全技術センター(FAMIC)は農薬の検査・技術情報を公開しています。最新の登録情報と手元のラベルを一致させてください。

有機JASで使用可能なBT剤でも、対象作物、使用方法、保護具、保管方法は製品ごとに確認します。

被害状況別の判断

総合的病害虫管理(IPM)は、捕殺、被覆、必要時の登録防除を組み合わせます。家庭菜園では、幼虫の数と新しい食痕で次の行動を決めます。

状況最初の行動失敗次の判断
少数・食痕も限定卵・幼虫・蛹を捕殺卵を残す葉脈と繭を再確認
白い透けが増える芯葉・隣株を点検古い穴と混同記録と比較
芯葉に複数残る登録防除を検討同じ作用機構を連用ラベルを確認
広く食害が続く捕殺・被覆・登録防除一手段に固執専門窓口も確認

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Sources

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