栽培用語

捕殺

作物上の害虫や卵を手、手袋、ピンセットなどで直接取り除く物理的防除です。

定義

捕殺は、作物に付いた害虫や卵を、手袋、ピンセットなどで直接取り除いて処理する物理的防除です。家庭菜園のように株数が限られ、キアゲハ幼虫のような比較的大きい害虫が少数発生した場面に向きます。

基本手順

  • 手掛かりを探す:葉の欠け、フン、卵、若齢幼虫を確認します。
  • 株全体を見る:被害葉だけでなく、葉裏、生長点、葉柄の分岐を順に点検します。
  • 直接取り除く:素手を避けたい場合は手袋やピンセットを使います。
  • 栽培場所から出す:捕獲物は密閉できる袋へ入れ、畑や庭の外で処理します。
  • 再点検する:一度の捕殺で終わらせず、残った卵や別の幼虫を確認します。

キアゲハ幼虫での注意点

キアゲハの卵は卵塊ではなく一粒ずつ産み付けられます。見つけた一粒や一頭だけを除いても、別の葉に残っている可能性があります。若齢幼虫は鳥のふんに似た黒っぽい姿で、葉の上部に紛れやすいため、色だけでなく食痕とフンも手掛かりにします。

幼虫へ触れると臭角を出すことがあります。苦手な場合は柄の長いピンセットを使い、顔を近づけずに作業します。

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