そら豆 アブラムシ 駆除|先端に集まる虫を退治する方法
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そら豆 アブラムシ 駆除は、そら豆のアブラムシ被害が先端だけなら群れごと摘芯し、少数なら物理除去、株全体なら登録表示を確認した防除へ切り替えるのが基本です。
Photo by Ilaria M on Pexels
目次
そら豆のアブラムシ被害を確認:先端だけか、株全体か
そら豆の先端にいる小さな黒色や緑色の虫は、アブラムシの可能性があります。先端だけか、葉裏や下葉まで散らばっているかを確認します。
数株の家庭菜園なら、先端、葉裏、茎の節、隣株の順に確認します。
アブラムシは体長2〜4mmほどで、日本には700種類以上が生息すると紹介されています。マメ科を好む種類もいるため、周囲のマメ科雑草や隣株も見ます。
アブラムシは成長点だけでなく、老化し始めた下葉も好むと説明されています。まだ小さな株では、先端を切ることで収穫量を減らすおそれがあるため、虫の位置と株の大きさをセットで見ます。
マイナビ農業の解説では、アブラムシは生まれて10日で成虫になり、寿命は30〜40日とされています。
栽培屋 Ratoonのそら豆防除記事は、「アブラムシが付くのは主に生長点近くの茎の部分」と説明しています。
手順
摘芯で駆除する時は、そら豆のアブラムシ被害を先端ごと切り、落とさず袋へ入れます。
ステップ1: 手袋・袋・清潔なハサミを用意する
そら豆のアブラムシ被害を広げないため、手袋、袋、清潔なハサミ (Rakuten / Amazon / Yahoo!)を手元へ置きます。
ステップ2: 新芽・葉裏・茎の節を確認する
そら豆のアブラムシ被害が先端だけか、葉裏、茎の節、下葉、隣株まで確認します。
ステップ3: 先端だけなら群れごと摘芯する
そら豆のアブラムシ被害が生長点に集中し、株が十分に育っているなら、虫の群れより下で摘芯します。切断の衝撃で虫を散らさないよう、片手で先端を支えながらハサミを入れ、そのまま袋へ移します。
株がまだ小さい場合は、無理に先端を切らず、次の局所除去へ切り替えます。
ステップ4: 残った虫を局所的に取り除く
そら豆のアブラムシ被害が数匹なら、粘着力の弱いテープ (Rakuten / Amazon / Yahoo!)で虫だけを捕ります。
テープ捕殺は、除去できた虫を確認しやすい方法です。
ステップ5: 切った先端と落ちた虫を回収する
袋へ入れた先端は栽培場所の外で処分し、株元へ落ちた虫や切れ端も集めます。
1株、2株程度なら霧吹きで狙いやすいという栽培例もありますが、虫をどこへ落とすかまで決めてから使います。
ステップ6: 同じ場所と隣株を再点検する
摘芯後も、新しい先端、葉裏、隣株にそら豆のアブラムシ被害がないか確認します。
駆除方法の選び方
そら豆のアブラムシ被害が株全体へ広がった場合は、農薬ラベルと発生範囲を基準に防除方法を選びます。登録農薬(対象作物、害虫、使用方法などが登録・表示された農薬)を使う場合は、商品名だけでなく、対象作物、対象害虫、希釈、使用回数、収穫前日数を最新の表示で確認します。
| 発生状況 | 第一候補 | 注意点 |
|---|---|---|
| 先端だけ・株が十分育った | 摘芯して袋へ回収 | 小株では先端を急いで切らない |
| 葉や茎に少数散在 | テープなどで局所除去 | 葉裏と節も確認する |
| 株全体・複数株へ拡大 | 登録表示を確認した薬剤 | 回数・収穫前日数を守る |
| 処置後の再侵入 | 反射資材・防虫ネット | 今いる群れは先に除去する |
そら豆へ薬剤を使う時は、「そらまめ(未成熟)」「野菜類」「まめ類(未成熟)」などの登録があるかを表示で確認するという実例があります。登録内容は変わり得るため、農林水産省の注意事項や農林水産消費安全技術センター(FAMIC)の登録情報へたどれる表示を優先し、手元の商品ラベルと照合してください。
同じ系統の薬剤へ頼り続けると、薬剤抵抗性も管理上の課題になります。
「手作りだから株に穏やか」とは限りません。数株なら摘芯やテープを先に検討し、広がった場合は濃度を推測するより登録表示のある方法を選びます。
放置しないほうがよい理由
モザイク病はアブラムシが媒介する場合があり、感染後に殺虫剤をかけても病気そのものは治りません。
排泄物などはすす病を誘発し、広がると光合成を妨げることがあります。黄化や縮れが目立つ株は健全株から離します。
駆除後の再発予防
そら豆のアブラムシ被害を再び大きくしないには、今いる虫の除去と、次の飛来を遅らせる予防を分けます。シルバーマルチや反射テープは光を反射して初期侵入を遅らせるための資材で、残っている虫を直接退治する道具ではありません。
農業ざんまいは、アルミ蒸着テープを畝に沿って2〜3段張る方法を紹介しています。
防虫ネット (Rakuten / Amazon / Yahoo!)は侵入を遮ります。0.8ミリ以下の目合いが紹介されていますが、細かい網ほど通気性が下がるため、内部の風通しも確認します。
テントウムシやヒラタアブの幼虫は天敵です。天敵を残す場合、広範囲の薬剤散布と目的が衝突することがあります。
肥料と株間も見直します。窒素分が多いとアブラムシが寄りやすいと説明されているため、NPK肥料を必要以上に追加せず、葉が密集したら風通しを確保します。コンパニオンプランツは天敵を呼び込む補助や、別の植物へ虫を誘導する考え方として紹介されますが、現在の群れを即座に消す方法ではありません。
よくある失敗
摘芯後の再点検、切った先端の回収、小株では摘芯を急がない判断が重要です。
迷ったときの判断基準
そら豆のアブラムシ被害は、発生範囲と株の大きさで方法を決めます。先端だけで株が十分育っていれば群れごと摘芯、数匹が散在していればテープなどで局所除去、株全体や複数株へ広がっていれば登録表示を確認した防除が基本です。
関連記事
出典
- 栽培屋 Ratoon:ソラマメのアブラムシ防除 — 2021-04-29 — 摘芯、農薬ラベル、小株で摘芯を避ける判断を確認しました。
- 農業ざんまい:そら豆のアブラムシ対策・予防・防除・摘芯 — 2026-03-26 — 反射資材、防虫ネット、摘芯後の再発予防を確認しました。
- マイナビ農業:農家が教えるアブラムシの駆除方法 — 2023-03-19 — 生態、被害、物理除去、天敵、防虫ネットを確認しました。
- アタマの中は花畑:ソラマメにアブラムシが付着した時の対策・駆除方法 — 2022-04-25 — 体長、種類数、摘芯とテープ捕殺の例を確認しました。
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