栽培用語

防虫ネット

害虫成虫の飛来と産卵を物理的に妨げる網状の被覆資材です。種まきや定植直後から隙間なく覆い、作物の葉がネットへ密着しないよう余裕を持たせます。

定義

害虫成虫の飛来と産卵を物理的に妨げる網状の被覆資材です。種まきや定植直後から隙間なく覆い、作物の葉がネットへ密着しないよう余裕を持たせます。

主な特徴・使い方

  • 物理的な遮断:作物へ飛来する害虫や鳥が苗・種へ近づくのを網で妨げます。
  • 設置時期:種まき直後や定植直後など、被害を受ける前から覆います。
  • 裾の固定:鉢や畝との隙間を減らし、風でめくれないように固定します。
  • 葉との距離:葉が網へ密着しないよう、支柱で内側の空間を確保します。
  • 点検:破れ、裾の隙間、葉裏、内部へ入り込んだ虫を定期的に確認します。

被覆前に苗と葉裏を点検します。内部へ卵や幼虫を持ち込むと、ネットを掛けた後も食害が続くためです。枝豆では種まき直後の鳥害対策にも使えますが、初生葉が開いた後に被覆を外す方法もあります。作物、目的、目合いに応じて、掛けた日と外した日を記録します。

家庭菜園での活用

プランターでは容器全体を覆いやすい一方、風で裾が外れたり、葉がネットへ触れたりしやすくなります。水やりのたびに開閉する場合は、閉じ直した時刻と固定状態も確認します。防虫ネットだけで被害をゼロにできるとは限らないため、葉裏、茎、花、莢の観察と組み合わせます。

関連記事