栽培用語

NPK肥料

窒素・リン酸・カリの保証成分量をN-P-Kの順で示す肥料の分類と、配合表示を読むための基礎概念です。

定義

NPK肥料とは、植物の生育に用いられる窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)の三要素を含み、袋や容器に各成分の保証割合をN-P-Kの順で表示する肥料です。たとえば8-8-8は、肥料の正味重量に対して三要素をそれぞれ8%含むことを示します。

主な構成要素

  • 窒素(N):茎葉の生育に関わる成分です。多ければよいのではなく、作物と生育段階に合う量を確認します。
  • リン酸(P):花や実、根の生育と関係する成分です。均等配合のほか、リン酸を高くした製品もあります。
  • カリ(K):根の発達や植物体の健全さに関わる成分です。表示は必ずN、P、Kの順に読みます。

配合表示の読み方

8-8-8の肥料10kgには、窒素・リン酸・カリがそれぞれ0.8kg含まれます。10-10-10なら同じ重量で各1.0kg、14-14-14なら各1.4kgです。数字は使用量ではなく成分割合なので、濃度の異なる製品を同じ量だけ施すと投入成分量が変わります。製品ごとの施用量は外装の保証票と使用方法を優先して確認します。

活用シーン

家庭菜園では、元肥や追肥に使う肥料を比較するときにNPK表示を利用します。均等配合でも濃度が異なるため、少量の区画で散布のしやすさを優先するのか、広い面積で運搬量を減らすのかによって選択が変わります。化成肥料だけでは土壌改良を目的にできないため、必要に応じて堆肥や有機物による土づくりと分けて考えます。

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