栽培用語
すす病
アブラムシなどが出す甘露を足場に黒い菌が広がり、葉の受光や光合成を妨げる病害です。
Definition
すす病とは、アブラムシやコナジラミなどの吸汁害虫が排出する糖分を含む甘露を足場に、葉や茎の表面へ黒い菌が広がる病害です。植物組織を直接吸う被害とは異なりますが、黒い被膜が受光を妨げると光合成が低下し、生育不良につながります。
見分けるポイント
- 黒い被膜:葉面や茎が、すすを付けたように黒く汚れていないか確認します。
- べたつき:黒変する前から甘露により葉面が粘つくことがあります。
- 吸汁害虫:黒い部分だけでなく、上方の新芽、葉裏、茎にアブラムシやコナジラミがいないか探します。
管理の基本
表面の黒い汚れだけを拭いても、甘露を出す害虫が残れば再発します。最初に吸汁害虫の種類と発生場所を特定し、少数なら水流や捕殺で減らします。密度が高い場合は、食用作物と対象害虫に登録のある資材をラベルどおりに使います。被害葉を処分するときは、周囲の株へ虫を移さないよう袋へ入れて扱います。