栽培用語

幼虫

昆虫が卵からふ化した後、蛹または成虫になるまでの発育段階です。チョウ目害虫では脱皮を重ね、若齢幼虫から老齢幼虫へ進むにつれて食害量や行動が変わります。

定義

昆虫が卵からふ化した後、蛹または成虫になるまでの発育段階です。チョウ目害虫では脱皮を重ね、若齢幼虫から老齢幼虫へ進むにつれて食害量や行動が変わります。

発育段階ごとの特徴

  • 若齢期:ふ化後間もない小さな段階です。ヨトウムシ類では葉裏へ集団で残りやすく、付着葉ごとの除去やBT剤による防除を行いやすくなります。
  • 中齢期:脱皮を重ね、食害量と移動範囲が増える段階です。同じ株だけでなく隣接株の葉裏や葉柄も確認します。
  • 老齢期:体が大きくなり、日中は株元や土の浅い部分へ隠れ、夜間に葉上へ出る個体が増えます。

防除での見方

幼虫は発育段階で行動と薬剤感受性が変わるため、大きさと発見場所を記録します。葉裏で集団生活する若齢期は、捕殺と薬剤防除の両方を行いやすい時期です。老齢化したヨトウムシ類は分散して土中へ隠れることがあるため、新しい食害があるのに昼間見つからない場合は、日没後に葉上と株元を確認します。

具体例

白菜では外葉の葉裏にいる若齢幼虫を早めに除去すると、結球内部へ入り込むリスクを下げられます。キャベツや小松菜でも、細かな食害がまとまって出た葉の裏を確認し、幼虫が小さいうちに対処します。

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